2008年01月19日

なぜリコールは起こるのですか?

なぜリコールは起こるのですか?
新車発表の前に未然に防げないのですか?

リコールはモデル末期ではまず出ませんが、 初期モデルでは良くあります。
未然に防ぐ事は開発側としても理想ですが新機種開発は前例の無い事の連続です。

少ない開発期間の中で全ての不具合を潰すのは不可能に近いです。
コストや開発期間の問題で解決策は見えていながらもそのまま発売される場合もあります
(ラインでの製造不能、コストが掛かり過ぎる、過剰開発、 余りに車両コンセプトから外れる)等様々

また、 その車が販売〜廃車まで実際に走るであろう走行距離まで色々な状況に晒しながら走らせたりして各部の磨耗状況から問題は解決してないが問題は起きないレベルと判断し販売に踏み切る場合もあります。

逆に完璧だと思っていてもユーザーの使用実態を完璧に理解しているわけではないので、 想定外の使用により寿命が極端に低下する事もあります。

さらに、どんなに完璧な物を作っても流行が去っていれば全く売れません
売れる時期に出せるかどうかもかなり重要な項目です。

ただ、 リコールが発生した場合は徹底的に原因調査し次回は同じミスをしない様に記録を蓄積していきます。
だから昔に比べたらトラブルは遥かに少ないです。
しかし0にはなりませ
日々進歩する技術の中で常に新しい物が生まれています。
新しい物が生まれ続ける限りそれは仕方の無い事なのです。
その中で開発技術者に出来る事は自分の持ち得る最大限の知識と努力で製品トラブルを最小限に抑える事しかありません

因みに開発は机上の空論ではありません
確かに机上で設計し解析してベースが出来ます。
これがいわゆる試作車
この試作車を元に様々な状況を想定して実際に走らせて
そこで得たデータを元に試作レベルを上げていきます。

車両が実際に販売される頃には捨てられた試作車が山積みになっていますよ

いくらコンピューターが進化しても最終的には実際に動かしてみないと分からない事の方が多いですからね


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posted by carcomi at 12:14 | リコール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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